ハウルの動く城 続

観てから2日たって気づいたこと。
ひょっとしてこの映画のテーマって「家族の再生」だったりする?天涯孤独だったり、家族とうまくいってなかったりする登場人物たちが、最後は赤の他人同士集まって擬似家族を創り出す。それによって、失っていた家族愛を取り戻すことが出来た、という話だったりする? 
そうだよね。そういう話だよね。いや、あまりにもあの案山子がさー、話を壊してくれたので、ちょとテーマを見失ってましたよ私。危ない危ない。
考えてみれば家族描写が多かった気がする。孤独だったハウル。家族とうまくいってないソフィ。孤児らしく家族愛に飢えるマリクル。最後の擬似家族の構成だって、祖母:荒地の魔女、夫:ハウル、妻:ソフィー、こども:マリクル、ペット:カルシファー、と完全に家族形態をロールプレイしてましたからね。家族プレイってやつですかね。
えーと、宮崎さん、本当にそんなものが描きたかったのでしょうか