ブックファースト梅田店

chakichaki2004-11-25


今や飛ぶ鳥を落とす勢いのブックファースト
近畿地区の最大店舗は梅田店です。
この店も昨年改装をして大幅増床をしました。
すっかり関西には根付いた感のあるブックファーストですが、旗艦店であるはずのこの梅田店は何故なのか影が薄い印象です。私も改装したというので訪問しましたが、してなかったら、まず行かなかったでしょう。月商は9千万円ぐらい?ってことは紀伊国屋の十分の一ですね。影うすー。
もともと梅田地区には紀伊国屋書店梅田本店と旭屋書店の本店があって、この二店舗だけでも十分巨大なので、これ以上たくさんの書店は必要なかった、というのが私の意見。でかい店が嫌いな方は、32番街の紀伊国屋とかホワイティの旭屋書店に行けばよかったのです。西梅田堂島方面には、ジュンク堂の大阪本店があります。それなのに、それなのに存在しているブックファースト。別になくても誰も困らない気がするブックファースト。阪急の2階のやつはよしとします。便利だから。しかし、この新阪急ビルの店は、本当に何のためにあるのか、書店の使い分けを頻繁にしている私ですら位置づけに迷う店なのです。
ちょっとした本を探したい時⇒紀伊国屋本店。本格的に本を探したい時⇒旭屋本店。時間がないのでとっとと買いたい時⇒BOOKSTUDIOか阪急2Fのブックファースト。どこにも売ってなさそうなマニアックな本を買う時⇒ジュンク堂。・・・・・・。終わり。あっ、ブックファースト梅田本店がない・・・みたいな感じでしょうか。
早い話ロケーションが中途半端で、便利でもなければ、在庫がすごいわけでもない、したがって使えない、という印象なのですね。
しかしそれは改装前の話。久々に行ってみましたがどうでしょうか。

1F 雑誌+文庫+ベストセラー系が置いている回転率重視の売場です。1F売場のこの商品構成は渋谷のブックファーストと同じです。什器も同じ什器を入れています。しかし、何かいびつな感じが・・・。そう、入口が狭い上に売場の形がとても変。どこに行っても行き止まりにぶちあたってしまいます。売場構造上やむを得ないのでしょうが、回遊性ゼロの売場では、ブラブラして何かを見つけ出す楽しみがありません。レジも変な位置にあるし、これはつらいなぁ。

2Fに来てみました。2Fのメインはビジネス書や専門書です。オーソドックスだった1Fから一転して、なんだか高級感あふれる売場です。天井高がやたらにあります。4000ぐらいありそうです。壁一面に難しそうな本がズラーっと背陳で並んでいる様は壮観ですが、肝心のお客さんがいない・・・。行った日が日曜日だったからでしょうか。ビジネス街にあるからなのかなぁ。

3Fに来ました。2Fとはまた違った色彩です。フロアによって内装を全く変えてしまう演出はとてもよいと思います。異常に天井高のあった2Fから一転して、3Fの天井はものすごく低いので、空間的にはちょっと閉塞感があります。どういう設計になっているのでしょう、このビルは。3Fはデザインアート系や児童書を中心とした趣味系の書籍売場です。カフェも併設されていて、ロモカメラまで置いあるところなんか、かつて新宿のルミネにあったABCに来ている気分です。というかパクリです。でもなかなかいい感じの売場になっているのではないでしょうか。
全体の感想。思ってたより悪くなかったです。でも多分今後も使わないんだろうなーというのが正直なところ。やはりあまり楽しめなかったのが原因でしょう。
上に上がるにつれて売場がよくなっていく店ですが、何はともあれ1Fがダメです。店の顔なのですから何とかしてください。あと、大阪人にこの売場は合ってない気がします。大阪人はスタイリッシュでスッキリしたカッコイイ空間よりも、ベタでごちゃごちゃした楽しそうな空間の方が好きなのです。それがわかってないとダメ。
つまり、このブックファースト吉本新喜劇の精神を東京に置き忘れてきている!ということ。それではあきまへん。65点