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「ジャパニメーション」はなぜ敗れるか (角川oneテーマ21)
- 作者: 大塚英志,大澤信亮
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2005/11/10
- メディア: 新書
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ところが後半はグダグダなんですよね。ジャパニメーションを国策化しようとする政府が気に入らない大塚が、あれやこれやと「証拠」を出して「こんなものは失敗する」と予告するわけですが、これがまるで中二病患者の文章なんですね。感情が先に来ちゃってるので、結論ありきになっていて、統計資料は正確に読めないし論旨は破綻してるし、前半と矛盾したこと言ってるけど本人は気づいてないし、と散々。この件では六本木ヒルズでも大暴れしたらしいですが、「大人になれよ」と誰か言ってやったほうがいいっすよ。評価C+