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2月は逃げると言いますが、今年の2月の忙しさときたら!(店はヒマでしたが)
- 作者: 速水敏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/02/17
- メディア: 新書
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心理学者である著者が、近頃の若いもんは調で、昔はよかった、優しさや悲しみがあった、今の若者にあるのは「怒り」だけだ。しかも実に些細なことにしか反応しない、みたいな印象論を語ります。論拠はありません。著者によると、近頃の若いもんを心理テストすると仮想優越感(つまり他者を見下す感情)にあふれているそうで、実に嘆かわしいみたいなニュアンスなのですが、じゃあ昔はどうだったの?となるとデータも提示されず、比較すらされていません。こんなんでよく学問と言い張るなぁと、思わず著者を見下してしまう私です。評価D−