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メカビ Vol.01

麻生太郎へのインタビューが面白いのです。例の羽田空港でローゼンメイデンを立ち読みしていた事件も、あっさり認める男っぷり（笑）。少女マンガだと思っておられたようですが、「話がよくできてるんだよ」とお褒めでございました。ものすごいマンガ読書量ですねー、大臣。でもこの方はオタクというよりか、マンガ愛好家と言った方がしっくりくるオッサンですよ。島耕作やジパングなどがお好きだそうですが、モーニングはともかく、マガジンからアフタヌーンまで幅広く読まれているのには脱帽いたしました。ナイス大臣です。
各年代のマンガ論を通じて、カムイ伝の時代は反体制の時代であるとか、白洲次郎がもてはやされる現代は英雄待望の時代であるという分析は、なるほどなかなか興味深くて、団塊ジュニアと団塊の世代に対する批判の言葉も納得のいく響き方。失言大臣としても有名ですが、今回は失言らしい失言はありませんでした。あ、ローゼンメイデンの件は一種の失言かも…。