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夜桜四重奏?ヨザクラカルテット?（1） (シリウスKC)

あ、この表紙の絵、最近よくみかける人だ、と思って購入。ヤスダスズヒトという方なのですね。覚えました。しかし、絵はとてもうまいのですがマンガは全然面白くなくて、キャラクター造形もストーリーもプロの仕事とは思えないほど練れていません。きっとイラスト職人なんでしょう。私も馴染みが深い桜新町が舞台なんですけど、それっぽい描写もまるで無し。ツンデレ娘がヒロインという謳い文句なのに、これがまた全然ツンデレっぽくなくてかわいくない。２巻で修正かけてくるのかな？評価Ｄ＋

のだめカンタービレ 17 (講談社コミックスキス)

こないだ偶然、寿司屋でとある外資系ＣＤショップのクラシック担当ＭＤの方とばったり出くわしたのですが、ここ３年ほどクラシックＣＤの売上は前年比をクリアし続けているのだそうです。ＣＤ全体の売上が下手すると前年比８０％台になってしまっている現状を考えると、とても健闘していると言える数字で、「もっと売場拡大してくれないかなー」と彼はぼやいておりました。「のだめのおかげですか？」と聞くと「それもあると思いますよー」とのこと。コミックが売れるとクラシックが売れる。風が吹いたら桶屋がもうかるっぽくて不思議な感じです。
さていつになくシリアスな１７巻。のだめと千秋がすれ違ってしまう関係になってしまってるおかげで、全然おもしろくありませんでした。コメディにおける今は溜めの期間なのでしょう。評価Ｃ＋

鉄子の旅 6 (IKKI COMIX)

ついに最終巻になってしまいました。悲しいですねぇ。最終巻も横見さんは飛ばしまくりで抱腹絶倒でした。あまりにも飛ばしすぎて、高橋留美子まで「鉄子の旅」に巻き込み、なんとめぞん一刻の響子さんまで登場させる（しかも本物）という離れ業をやってのけました。すごすぎです。おまけにＡＦＰ通信の鈴木記者による横見さんレポートはとても辛辣で本編よりも笑えました。
で、これ２００７年春ＴＶアニメ化って書いてあるんですけど、冗談でしょ？評価Ａ−

新ブラックジャックによろしく 1(移植編) (ビッグコミックススペシャル)

ビッグコミックススペシャルという変てこなレーベルで出ました。結構すごい配本量。こんなに売れるのでしょうか。腎臓移植の話のようですが、今のところいまいちです。これから面白くなっていくのでしょうか。評価Ｃ

宗像教授異考録 第5集 (ビッグコミックススペシャル)

道成寺の縁起と有名な安珍清姫伝説の相関を解く第一話も面白かったですが、二話目の物部氏の氏神ニギハヤヒの正体が隕鉄だとする説には面白さをこえて感心しました。評価Ｂ＋

はじめの一歩(79) (講談社コミックス)

私の後輩が「はじめの一歩」を評して「あしたのジョー」を超えたボクシングマンガと言っていましたが、私もエンターテイメント性だけでいうと本当にそうだと思います。これだけ長いのに面白さが初期の頃から全く変わらないというのは奇跡的な力量だと思います。評価Ｂ＋