本屋の森のあかり(2) (KC KISS)

本屋の森のあかり(2) (KC KISS)

本屋で働く女の子が主人公の少女マンガの第2巻。
仲間卸とかやるような巨大書店のことはよくわからなくてリアリティ感じられないし、かと言ってファンタジーとしてもあまり楽しめないし、と、ブーブーこぼすこんな私ですが、あかりがクレームをされたお客様に本をお届けにあがる話で、お客様が最後に「また寄らせてもらうよ」というシーンには、じわっときてしまいました。もうね、これは実際経験した人にしかわからないと思いますが、小売をやってる人にとっては、このシチュエーションでは本当に一番嬉しい言葉なんです。何度となくお届けにあがった自分のつらい実体験を思い出してしまいました…。(つーか、そもそもそんなに何度もクレームを発生させてる自分が悪いんだけどさ)
ところでお客様へのお届けですが、万が一のことがあってはならないため、深夜時間帯に女性スタッフが一人でお客様にお届けにあがるというのは、通常はやらないですね。大体男性スタッフのお仕事になることが多いようです。このケースで私が副店長だったら、危機管理上、絶対に「自分が行く」と言って譲らないだろうと思います。ま、あかりの顔を立ててこっそりついて行ってたみたいなので、さすが!ですけどね。