アートを楽しむ京都地図本 (えるまがMOOK)

アートを楽しむ京都地図本 (えるまがMOOK)

現代と古代が絶妙に融合する街、古都京都の魅力の一つに、世界遺産にも指定されるその圧倒的な美に吸い寄せられたクリエイターたちが、今もなお文化を発信し続けるところがあります。大学にしても東京に対するのは大阪ではなく京都。出版社の数も実は東京の次に多いのが京都だったりするのです。
この本は、そんな京都の「いま」を発信するスポットを、はやりの歩く地図本に編集したもの。何せこの分野では元祖というべきLマガが作っている本ですから、クオリティの高さは言うまでもありません。見かけたら速攻で買うべきですよ。
書店好きとして非常に嬉しいのは、多数の書店が紹介されていることでしょう。
・寺町蛸薬師ランダムウォーク(ここは本当にいい店です)
・烏丸三条の大垣書店(京都の中心)
・寺町二条の三月書房(京都を代表する有名店)
・川端丸太町のGreenBooks(ここは行ったことないなぁ)
百万遍のきりん館(この店も知りませんでした)
・北白川のガケ書房(ここは同じみ)
・同じく北白川の丸山書店(ノーマークでした、すみません)
四条河原町のメリーゴーランド(ビルが素敵でした)
・京都駅のアバンティブックセンター(エンキョリレンアイの店ですね)
・五条堀川のチャチュカブックス(まったく知らなかったです)
・そして一乗寺恵文社は、店内写真付の棚見取り図と堀部店長のインタビューで何と6ページの特集です。これだけでも買う価値あるよなぁ。
私も知らない素敵そうな店がいくつか掲載されていましたので、この本片手にまた京都の街を闊歩したいと思います。