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- 作者: 岡崎武志
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/03
- メディア: 単行本
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とりあげられている店は、古書日月堂、八重洲古書館、海月書林、火星の庭、旅猫雑貨店、ポポタム、蟲文庫、トンカ書店、古本海ねこ、興居島屋、呂古書房、石田書房、山猫館書房の13店舗。
この本を読んで思ったのは、ここに登場する方々に共通なのが、書店をやる=生き方になっているということ。職業を選ぶとか、商売を選ぶとかじゃなく、書店で働くこと=人生そのもの、つまり生き方を潔く選んでいるという感じなんです。特に「火星の庭」の前野さんの話は、すごすぎました。インタビュアーの岡崎さんの取材と文章もよくこなれていて、非常に面白い本でした。
ところで文化系女子(こう括ってしまうと多分反発されるんでしょうけど)の方って、どうして猫好きが多いんでしょう?今回取材した中でも13店舗中3店舗に店名にネコがつきます。「蟲文庫」の田中さんも店で猫を飼ってます。世の中的には圧倒的に犬派が多いのに、この偏りは何なのでしょう?この犬猫問題については、また別途考察してみたいと思います。