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エルマガ読んでると、まるで関西がオシャレな街なんじゃないかと思ってしまう(本当は違うよ)ぐらい、いつも編集が素晴らしい。なぜこれと同じクオリティのタウン誌が東京にないのだろうといつも思う。鉄道特集だった先月もよかったけど、今月のエルマガの絵本特集は、かなりよい出来。京阪神の雑誌なので、京阪神のお店しか紹介されていないのだが(当たり前だ)、絵本が入手できる素敵なお店のレポートがとても充実している。
お店のレポートだけじゃなく、他の記事も面白かった。特に絵本探偵の企画が楽しかった。
絵本探偵とは、こどもの頃に読んだうろ覚えの絵本を、依頼者がかろうじて覚えているあやふやなキーワードや絵の断片的な記憶から、この本でしょう!と探し出してくる企画。私は「ないた赤おに」ぐらいしかわからんかったので、たったあれだけの情報で探し出してくる絵本探偵を本気で尊敬する。すごいものだ。
ところで、実は私も自分で絵本探偵に依頼したい絵本があったので、この企画の依頼者がちょっとうらやましかった。なさけないことだが本屋のくせに自力で探し出せない本があるのだ。以下に私の依頼を掲載するのでどなたか探してだしてくれないだろうか。

【依頼】
私が図書館で初めて借りた本です。こどもの頃の話なので、1970年代には、すでに刊行されていた本だと思います。
もしかしたら絵本ではなく、挿し絵の多い児童書(今で言うならゾロリみたいな?)だったかもしれません。
ストーリーが面白くて、その本を二回も図書館で借りてしまったくせに内容をほとんど覚えていません。
主人公は男の子だったか女の子で、確かカエルが出てきて、そのカエルと水泳大会だったか運動会だったかをやった、みたいな話だったような気がします。
これだけしか覚えていないのですが、何という本だったかおわかりになるでしょうか?
(依頼者 男性 30代 書店員)