ものすごく久々にコミックのレビュー。

夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(5) (シリウスKC)

夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(5) (シリウスKC)

10月からアニメ化ということで、おめでとうございます。影ながら応援をしていた甲斐がありました。私からヤスダスズヒト先生には、ちょっとしたプレゼントをご用意させていただきました。ご笑納ください。
ところで次の6巻には、特装版が発売され、例のツンデレ町歌のCDがおまけにつくらしい。なんと!!これは是非とも入手せねば。
よつばと! 8 (電撃コミックス)

よつばと! 8 (電撃コミックス)

これまで本当に読んでなくてごめんなさい。と謝るしかない傑作コミック。あずまんが大王とかね、序ノ口譲二とかね、なんかそういう萌え系ギャルゲーイメージだったんです。まさか、こんなにすばらしいマンガだったとは。いろいろ子育てエッセイとか育児マンガとかありますけど、このマンガ以上に幼児の面白さを再現してくれてる本を私は他に知らない。
もし私と同じように読まず嫌いをしている方がいたら、速攻で読みなさい。そしていままで読んでなかったことを後悔がするがいい。
金魚屋古書店 7 (IKKI COMIX)

金魚屋古書店 7 (IKKI COMIX)

すみません、いつも本編よりも巻末に載ってるオマケ漫画のほうを楽しみにしているいけない読者の私。小学館にいた天才、赤松さんの伝説が今回の話なのですが、いやー、赤松さん、本当にすごいです。このマンガ読むまで、失礼ながら赤松さんのことを存じ上げませんでしたが、ふと見たら私の家にも赤松さんの作品が悠に50冊ぐらいあった。でもこんなの読むと、誰がデザインしているんだろうと、気になるタイトルは結構ありますね。そもそも金魚屋は誰がデザインしてるんだ?
鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス)

鋼の錬金術師 20 (ガンガンコミックス)

ここ数巻の出来栄えがあまりにもすばらしかったために、この20巻の展開はちょっと安易で小休止といった印象。アニメで売り伸ばしできるかなぁ。
ハチワンダイバー 8 (ヤングジャンプコミックス)

ハチワンダイバー 8 (ヤングジャンプコミックス)

将棋マンガだと思っていたのだが、もう何のマンガなのかわけがわからなくなってる。もはや勢いだけのような気もする。
将棋マンガらしさと言えば、巻末に載ってた「無敵囲い」には大笑い。これ小学生のとき自分でやったわ。友達にもやられた。そしてその友達に負けたぞ、私は。それにしても「カニカニ銀」は本当に強いのか?
しおんの王(8) <完> (アフタヌーンKC)

しおんの王(8) <完> (アフタヌーンKC)

将棋マンガといえば、こちらのほうは完結してしまった。
http://www.asahi.com/komimi/TKY200803260271.html
この記事を読んで、「しおんの王」も期待して読んだんだけど、んー何ていうか、そのまんま過ぎて拍子抜け。「将棋+殺人事件ミステリ」という設定の話なんだけど、ミステリーの部分が、昔キムタクとミポリンが主演してた「眠れる森」をもう一度見ているかのようで、がっかりだった。
嘘喰い 8 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 8 (ヤングジャンプコミックス)

そんな私が今一番面白いのがこれ。基本はカイジライアーゲームのような頭脳戦なんだけど、ヤングジャンプ的暴力描写も一級品でついてくるという見事な作品。これ、黒執事とか読んでる腐女子の皆さんにも、めっちゃオススメなんだけどなー。もう少し評価されてもいいはず。テレビアニメ化かドラマ化すると爆発すると思うんだが、映像化のハードルがやや高いのが難点。