ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

4年ぐらい積読で放置してたんですが、急に思い立って読んでしまいました。すでにブックオフとかだと105円で売ってるというのに、私のやつはまだ買ったときのパックされたままの新品。パックをあけてみて、ほほう下巻の表紙はこんなのだったのか、と感心している姿は、傍目から見るとアホみたいだったでしょう。
4年も放置してしまった原因は、4巻の炎のゴブレットが長いくせにあまりにも面白くなくて、一気に続きを読む気力を失ってしまったからなのですが、この5巻は、そこそこの面白さでした。これまでの面白さでいうと、3>1=2>5>越えられない壁>4という感じかな。ハリーポッターの面白さって、実はミステリの面白さと同じで、ハリポタはファンタジーの顔をしたミステリ小説だと個人的には思っています。最初に謎があり、伏線がはってあって、最後にどんでん返しで謎が解けるみたいなやつね。1〜3は、忠実にこの形式をとっていて、そりゃ見事に面白いお話になってるのですが、4は謎がなくて最後にどんでん返しだけがあるという構成。5は謎と伏線はあるのだが、どんでん返しがない。6と7がどうなっているのか、ちょっと気になるところではあるので、今年中に読みきってしまおうと思っています。
それにしても5巻のハリーは中二病で、本当に腹立たしい。ハーマイオニーを見習え!
評価B