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- 作者: ヤンゴールドスタイン,Jan Goldstein,松本美菜子
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/10
- メディア: 文庫
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絶対あなたを後悔させない1冊だ!YES90%NO10%
「カチカチになった心をホカホカ温かい気持ちにしてくれる素敵なお話です。」
「後ろからそっと背中を押してもらったような、そんな優しさを感じました。」
「心からオススメしたい本に出会いました。笑って泣けて心が元気になる1冊」
ほんまかいなと思って読んでみましたが、「No」と回答した10%の人はかなり勇気があるように思います。少なくとも読んだことを後悔するような本ではないですよ。ストーリーは、生きることに絶望して自殺未遂をした孫娘ジェニファーに、年老いた祖母が、生きること、そしてほんとうに大切なことを伝え導くという話。「西の魔女が〜」にテーマがちょっと似てます。
中盤までが、話が平坦で正直かなりつまらない話なので、正直はずしたかと思ってしまったのですが、怒涛のような展開の後半に思わずボロ泣き。この後半の部分だけが実話をもとにしていると、あとで知りましたが、ここだけは話の重みが違いすぎました。この話を祖母から聞いたうえで、それでも自殺をしようとする人はよっぽどの人でしょう。ジェニファーも物語の最後に自分の生きていく道を探し当てることができたのでした。
ただし、ジェニファーと同じくプロザック服用中の私ですが、この本を読んでも心は元気にならなかったことは付け加えておきます。評価B+