最近よんだマンガ


例によって面白かった順に。

嘘喰い 12 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 12 (ヤングジャンプコミックス)

なんじゃかんじゃ言って、今一番楽しみにしているのがこのマンガ。頭脳戦+格闘戦の両方が楽しめてしまうお得なマンガなのだけれども、この巻のロデム対箕輪の死闘が熱い!そして迷宮編の謎がようやく解明されてきた頭脳戦のほうは、あいかわらず先が読めなくて面白い。購入したら、必ず2回は読み返してしまうマンガ。次が楽しみです。
星守る犬

星守る犬

政宗九の視点さんのところで絶賛紹介されていたので読んでみました。
ちょっとですね、犬好きにはいろんな意味でたまらないマンガだ、これは。読んだらいろんなことを思い出す。
小学生の頃から飼っていたわが家の愛犬の散歩係は私だった。私が就職して家を出るまで十年以上ずっと散歩をしていた。犬も私も本当に散歩が好きだった。犬は私が家を出て数年して亡くなった。亡くなった時は傍にはいてあげられなかった。最期のほうは衰弱して目も見えず耳も聞こえず、もう私のこともわからなくなってきていたみたいだった。犬は今でも大好きだけれども、その後、犬を飼えないでいる自分がいる。
犬好きとしては、自分の一番痛いところを直球で突かれるという意味で、ちょっとこの展開はズル過ぎはしませんか?と村上たかしには問いただしたい。涙なしには読めない…。
とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

とめはねっ! 鈴里高校書道部 1 (1) (ヤングサンデーコミックス)

日経トレンディnetのマンガ特集で、読んでなかったのがこの作品だけだったので読んでみる。河合克敏を読むのは「帯ギュ」以来10年ぶりなんだけれども、全然当時と変わってない。すでにあのときに完全に完成されていたので、変える必要性もなかったのだろうけれども、その面白さが青年誌にうつっても安定して面白いことに安心する。書道部マンガ?って普通マンガの題材にならないようなものを、マンガ化してしまう力量はさすがだ。途中にでてくる書道のお手本が、本物を使っているのが面白い。続きも読んでみます。
おおきく振りかぶって(12) (アフタヌーンKC)

おおきく振りかぶって(12) (アフタヌーンKC)

いつの間にか12巻もでてるのかこれ。野球マンガの必然なのかもしれないけれど、全然試合が終わらなくて大長期連載化する傾向にばっちりはまってるな。この巻も1回裏から4回表までしか進まず。20巻ぐらいまでに終わればいいのだが…、ちょっと見えないなぁ、このペースだと。
PLUTO 8 (ビッグコミックス)

PLUTO 8 (ビッグコミックス)

アトム世代じゃないので、あとがきの長崎さんの思いは、微妙に伝わってこなかったんですが、面白かったですよ。ロビタが出てくるところとか(ポイントがずれてますね、完全に)。
BILLY BAT(1) (モーニング KC)

BILLY BAT(1) (モーニング KC)

ご存知の通り、昭和史好きなので下山事件を題材にしているこの作品を楽しめないわけがないはずの私なのですが、そんな私が読んですら正直つまらなかったです。完全にツカミは失敗してると思う。こんな状態から一体どうやって面白くしていくつもりなのか、稀代のエンタメ名人であるからして、その手法には注目ですね。
時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

タイムトラベルものが好きなので朝日新聞の書評につられてつい手を出してしまいました…。が、しかし、これは伏線ゼロ、書いている本人が結末を決めずに書いてるって、うーん、個人的なタイムトラベルものの評価ポイントを大きくはずしてしまっている…。
ストーリーは榎本版の「時をかける少女」なんだけれども、かなりネムキ臭がするので、男性陣諸君にはあまりおすすめできない。
みなみけ(6) (ヤンマガKCスペシャル)

みなみけ(6) (ヤンマガKCスペシャル)

すまん、もうキャラクターの顔の区別がつかない。みんな同じ顔に見えるのだが、私の気のせいだろうか。同じ顔の人同士が会話をしていたら、さすがにギャグが理解できない。