人生山あり谷あり
- 作者: スペンサー・ジョンソン,門田美鈴
- 出版社/メーカー: 扶桑社
- 発売日: 2009/09/08
- メディア: 単行本
- 購入: 8人 クリック: 32回
- この商品を含むブログ (36件) を見る
・人生山有り谷有りだよね!
・谷にはあまりいたくないよね!
・でも実は山とか谷とか決めてるのは、自分の心の持ちようなんだよね!
・山と谷ってつながってるし、どこから山で谷かわかんないよね!
・谷になったときは、物の見方を変えて、前向きにがんばれば、必ず山にたどりつくよ!
・山にいるとき、傲慢にならず感謝の心を忘れなければ、長い間山にいられるよ!
・我ながらいいこと言ってると思うから、みんなにこの話を広めてね!
なんて適当な要約だとお思いになるかもしれませんが、本当にこれだけのことしか言っておりませんよ、この本は。
原題は「PEAKS AND VALLEYS」で、頂きはどこにある?なんてフレーズ、どこにもないんですが、まあそういうツッコミはさておき、この「人生山有り谷有り」論でいうと、思い出されるのが佐賀のがばいばあちゃんの名言です。
- 作者: 島田洋七
- 出版社/メーカー: ヴィレッジブックス
- 発売日: 2007/12/01
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 3回
- この商品を含むブログ (2件) を見る
「昭広は、山あり谷ありの本当の意味がわかってない。1回頂上に登ったら、自分から谷に下りて行け。谷にはきれいな川があって、冷たい水がある。その水飲んで、体洗って、もう一回山に挑戦しろ」
「頂上というとこは記念写真撮ったら降りてこい。頂上は住むところじゃない。ご近所さんもいなければ電気も水もないやろ。あんなとこにおったら気が変になる。降りてきて、もう一回体を洗え。みんな谷におるのが普通や。谷の気持ちが分からんヤツが頂上に行って何すんねん。谷には川が流れてるやろ。そこに鳥もきてるし、魚も泳いで、周りの人はそこで洗濯して、みんな集まってくるのが谷や。あれ(頂上)は嘘や、想像の世界なんやで」
うーん、深い。そしてあたたかい。やはり、がばいばあちゃんの言うことはちょっとすごい。勝負有りだな、これは。