マンガ

シスタージェネレーター 沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)

シスタージェネレーター 沙村広明短編集 (アフタヌーンKC)

沙村さんの短編集。QJに掲載されてた女子高生が適当なことを会話するエッセイ風のマンガ「制服は脱げない」と最後の西部劇「エメラルド」が面白かった。さすが。固定ファンしか買わないとはいえ、無限の住人の表紙とあまりにもタッチが違う表紙だったので、もうちょっとで気づかずに買いそびれるところでした。なんでこんな表紙なんだ。
無限の住人(25) (アフタヌーンKC)

無限の住人(25) (アフタヌーンKC)

凛の絵、なんか変わってないですか?気のせいですかね。毎回仕込まれている小ネタが、いつも本当に面白くて楽しみにしているのですが、今回の「あのモブは今」には爆笑。
金魚屋古書店 9 (IKKI COMIX)

金魚屋古書店 9 (IKKI COMIX)

うーん、今回は例のセドリカップルの過去の話がメインだったんですが、いまいちでしたねぇ。「闇のパープルアイ」って、もう入手困難なのでしょうか??
嘘喰い 13 (ヤングジャンプコミックス)

嘘喰い 13 (ヤングジャンプコミックス)

ラビリンス編、まだ引っ張るのか。さすがに飽きてきたので、新章に早く突入してほしいところ。
バガボンド(31)(モーニングKC)

バガボンド(31)(モーニングKC)

吉川英治の原作を読んだのは、もう20年以上前なので、すっかり内容を忘れてしまっているんですけど、伊藤一刀斎みたいな大物は出てきてたっけ??全然記憶にない。最近は吉川英治文庫を置いている店もほとんど見ない。
駅恋 1 (ビッグコミックススペシャル)

駅恋 1 (ビッグコミックススペシャル)

東急沿線を舞台に原秀則が紡ぐ恋物語9編、という帯に釣られましたよ、ほいほいと。しかしながら驚くほど東急とか駅とかは内容には関係がなく、原秀則のいつもの90年代前半風のちょいラブな話に興味がない人にはつらいかもしれない。私はつらかった。
自殺島 1―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

自殺島 1―サバイバル極限ドラマ (ジェッツコミックス)

ホーリーランド」の森さんの新作。常習の自殺未遂者は、「自殺島」と呼ばれる無人島に強制送還されるという設定。自殺志願者ばかりの島では何が起きるのかというダークファンタジー。「LOST」みたいになるのか、バトロワっぽくなるのか、はたまた「サバイバル」みたいになるのか、1巻しか読んでいない現時点では不明だけど、さすがに面白い。次巻も期待。
アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

アイアムアヒーロー 1 (ビッグコミックス)

花沢健吾は苦手なんですけど、周りの人が読め読め言うので、しょうがないから読んでみる。「俺はまだ本気出してないだけ」的な自意識過剰の主人公が、「ワールドイズマイン」ばりに大暴走する話になりそうな雰囲気を漂わせながら話がジリジリと進んでいくのですが、最後の最後でこれまでの話を一瞬で全部台無しにしてしまうような「ええぇぇぇぇ!?」という驚愕の展開が待ち受けており、呆然。ちょっとこのあと作者はこのマンガを一体どこに着地させようとしているのだろう、と本気で心配するよ、これは。でも花沢さんは苦手な作家さんなので多分私は2巻をこの先も読むことは無いだろう。となると、あの1巻のラストシーンを永久に引きずったまま、一生を終えるのだろうか。それも厭だ。なんて取り返しのつかないマンガを読んでしまったんだ、私は。