ブックコンシェルジュ

昨日NHKのEテレでやってた「極める！佐藤江梨子の読書学」の第一回目が、「本の世界はワンダーランド」ということで、サトエリさんが恵文社一乗寺店、絵本美術館カフェ響き館、松丸本舗を巡るという番組内容でした。
http://www.nhk.or.jp/program/kiwameru/
で、そのときに松丸本舗のブックコンシェルジュについては、こんな風に紹介されてたんですね。

「この本屋の大きな特徴は、本の迷宮を案内するガイドが常駐していることです。客の好み、そのときの悩みなどを聞きだし、少しお節介な本との出会いを提供しようと言うのです」

で、ここからは、実際のガイド光景を実況してくれます。

早速、名物ガイドの大音美弥子さんが佐藤さんに質問を投げかけました。
大音　「佐藤さんは、今悩んでらっしゃることとかお有りでしょうか？」
佐藤　「今、29歳なんですけど、ちょっと前までは29イコール結婚適齢期みたいなのをよく言われたじゃないですか。だから平均とか基準に当てはめられるのも嫌なんですけど、でもやっぱりちゃんと年もとりたいし、結婚や恋愛のことも考えていきたいなと思うので、そういう本は読んだほうがいいんじゃないかなぁって･･･」

で、このサトエリさんのこの相談に対して、大音さんが持ってきた本がこれ。

人間の測りまちがい〈上〉―差別の科学史 (河出文庫)

人間の測りまちがい 下―差別の科学史 (2) (河出文庫 ク 8-2)

女神のこころ

ドラゴン:神話の森の小さな歴史の物語 (アルケミスト双書)

大江戸えころじー事情 (講談社文庫)

キューピッドとプシケー

竹取物語

女は世界を救えるか

一〇〇年前の女の子

テーマは「女性はエライ」だそうなんですが、ここでナレーション。

いかに客の価値観を揺さぶれるか、できるだけ直球ではなく、変化球の本を探すようこころがけているそうです

直球でも変化球もいいけど、一球でもストライクがあったのかどうか、気になるところです。
さて僕がガイドだったら、何をサトエリさんにオススメしてたでしょうか。