人狼村からの脱出』というゲームブックが売れてるらしいということで、今日はゲームブックについて。
定番の『ソーサリー』四部作、『ドルアーガーの塔』三部作をはじめとする創元推理文庫の収録作品と、『死のワナの地下迷宮』『さまよえる宇宙船』『地獄の館』など社会思想社の作品は、クオリティが高くてかなり買いあつめていた。鈴木直人の『スーパーブラックオニキス』なんて、システムも画期的だったし、今でも続編読みたいと思っている。ファミコン原作の他社のやつは、大半がダメな感じだったが、角川文庫で映画公開時にでた林友彦の『時空の旅人』など名作もある。このジャンルが廃れてしまって残念だ。
簡単に書くことができるので、昔自分でもパラグラフ数が2000こえるやつを書いていたような気がする。あのイラストつきの黒歴史のつまった大作ノートは今どこに行ってしまったのだろうか。一生見つかって欲しくない。
ところでこのジャンルは、ノベルゲームと言う形で細々と生き残っている。ひたすらテキストを読ませてストーリーをループさせる方向に行ってしまった『ひぐらしのなく頃に』や美少女ゲームは、進化して別物になった感があるが、ザッピングシステムを発展させてきた『かまいたちの夜』や『428』は、正統進化系なんじゃないのかなと思う。
ところで、このはてなダイアリーでも、キーワードリンクで簡単にジャンプ先が設定できるので『428』みたいなゲームは簡単に作れると思うのだが、誰か作ってないのかな?

誰もいないはずの真夜中の美術館に、人の気配がするので調べて欲しいという依頼がきた。
もう何人もの警備員が気味悪がって、辞めているらしい。まずはどこから調べてみようか?

"目撃者の多い部屋に飾られている絵をしらべてみる"
"監視カメラの映像をチェックしてみる"