昨日MXテレビを見ていたらあの「花より男子」を台湾でドラマ化した「流星花園」というのをやっていて、めちゃくちゃ笑いました。笑いの半分は台湾ドラマならではのものだったのですが、特にF4の人たちは突っ込みどころ満載で爆笑でした。しかし彼らは400万枚もCDを売っているというのですから、宇多田並みです。私は「花より男子」を読んでいなかったのですが、かなり荒唐無稽な話のようです。これ、男女の設定を逆にしたらアキバ系にうけるんじゃないかなとちょと思いました。

アキハバラ@DEEP

アキハバラ@DEEP

しかしアキバ系と言っても、この話にでてくるような人たちは現実には100%アキバには存在しないと思います(孫正義は除く)。単純に石田衣良の書きたかった素材が、たまたまアキバを舞台にせざるを得なかった、ぐらいの感覚でしょうか。アキバ系の文化に対する理解の薄さというか、全然オタクをわかってない感じがします。こないだNHK教育の深夜で10代の中二病患者の話を石田衣良が聞いてあげるという番組(気の毒です)を見たのですが、はっきり言って石田衣良はオタクを全然理解していませんでした。理解できていないからこそ、オタクの劣等感というのを、吃音であったり潔癖症であったり自傷行為であったり、という身体的特徴で表現せざるを得なかったのでしょう。「かってに改蔵」的に言うと石田衣良には「われわれの聖地を穢してほしくないですなー」という感じです。秋葉原には年1回しか行かない私が言うのもなんですが、なーんか腹が立ったのでつい。
ストーリー自体はまあまあ面白いと思います。「ぼくらの七日間戦争」に近いノリなのですが、ただ何というか、その本質的なスピリッツは残念ながら感じることは出来ませんでした。展開構成や外面がうまいだけの、言うなれば小室哲哉的な胡散臭さと赤川次郎的な職人気質が石田衣良の本質なのではと思ってしまいます。まぁ売れてるからそれでいいんでしょうけど。評価C地図上にありとあらゆるチェーン店の位置がロゴマーク付で掲載されている道路地図が売っていたので思わず購入。これはビジネスにも使えてかなり便利です。たとえば、急に吉野家の牛丼が食べたくなったとき、すぐに探し出せる優れものです。
残念なのは書店についてはロゴマークが入っていないこと。メガネ屋さんですら、愛眼だのメガネスーパーだのパリミキだのロゴ入りなのに、ちょと悲しいです。
ところで埼玉方面の地図を眺めていると「山田うどん」というのが、たくさんあるんですが、これは何でしょう?うちの近所にはないのですが、うどん好きの私としては気になります。