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- 作者: 山野車輪
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2006/02/22
- メディア: ムック
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多分ですね、韓国国内にもこうした事実を客観的に捉えている人は少なからずいるはずなんです。しかしそれをカミングアウトすると社会的に抹殺される恐怖があり、このファシズム状況がなかなか正常化されないのでしょう。かつて日本でも親米だった吉田茂は戦時中は非国民扱いだったし、戦後すぐは特高警察が張り込んでいた時代もあったのです。戦争反対というだけで、とっつかまったわけですよ。文革時代の中国も毛語録を盲信していない人はそうだったわけです。
本書もスタンスを全然変えずに、あきらめずにがむばりましょう、みたいな正論を今回も吐いてます。自浄作用が働くようになるのに一番必要なものって、やはり「時間」なんでしょうねぇ。評価B+