BLOODY MONDAY(1) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY(1) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY(2) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY(2) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY (3) (少年マガジンコミックス)

BLOODY MONDAY (3) (少年マガジンコミックス)

BLOODY MONDAY(4) (講談社コミックス)

BLOODY MONDAY(4) (講談社コミックス)

【プロミスの審査大目録】漫画でわかる通る審査と落ちる審査で、2008年は、年度を代表するこれといったマンガが無いねぇ、「聖☆おにいさん」も小粒だねぇという話がなされているのですが、2008年はこれじゃないかなぁ、ということで「ブラッディ・マンデイ」を今更読み始めてます。
ドラマの第一話は見たんですが、あまりにも「24」のパクリ過ぎて笑ってしまい、そのあと見てませんでした。でもコミックの売れ行きが全然落ちないので、ひょっとして原作は面白いの?と思って読んでみたら、これが予想以上に面白かった。今4巻まで読んでますが、全然先が読めないですね。少年マンガでは久々のヒットです。
神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 1 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 2 (少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ 2 (少年サンデーコミックス)

最近なんか面白い少年マンガなーい?と聞いたら、面白いかどうかはわかりませんが、chakichakiさんそっくりの主人公が活躍するマンガがあるので読んでみてください、と薦められたので読んでみました。
主人公は、二次元にしか興味が無いメガネのオタク。毎日ギャルゲーばかりやっており、その筋ではギャルゲーの神と言われている存在。しかしギャルゲーの攻略は神なのに、現実にはまったく興味が無く、女の子と手をつないだことすらない。ところが、そんな彼が誤って悪魔と契約してしまったがため、現実の女の子を落とさなければ、首がもぎとられてしまうという、無茶なシチュエーションに強引におかれてしまう。彼はこれまでプレイしたギャルゲーの攻略パターンから、最適の一手を選び出し、現実の女の子に挑むのだが…。
いやいやいやいや、ちょと待ってください、この主人公とどこが似てるんですか。ギャルゲーやったことないですよ、ほんとに。二次元は確かに好きですが、三次元も好きですよ。二人目のツンデレヒロインは確かに好みではありましたが。
それにしても、なんというメタマンガ。ギャルゲーのノウハウを使って現実の女の子を攻略、とか言ってるくせに、登場する「現実の女の子」はギャルゲー的なステレオタイプのヒロインばかり。そのうえで「こういうときはギャルゲーではこうなんだ」と一説かます主人公の一言はギャルゲー批評にも通じて非常にシュールに響きます。