今日買った本

さすがに買いすぎました。

D.Gray-man (1)    ジャンプコミックス

D.Gray-man (1) ジャンプコミックス

最近不思議な売れ方をしているらしいと噂に聞いたので購入してみました。さっそく読んでみたのですが、こ、これは「鋼の錬金術師」のまんまパクリですね…。しかも、出来もぱっとしません。結論から言うと…、ダメなのではないでしょうか。評価D+
公安警察の手口 (ちくま新書)

公安警察の手口 (ちくま新書)

読書録はid:chakichaki:20041129に記載しました。三洋堂書店の方が書かれている万引き対策書なのですが、基本的な部分がよく抑えてあって、好著だと思いました。これはうち会社の教科書採用にしましょう。ロス率で言えば、うちら落第生ですから。評価B
みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

みなみけ(1) (ヤンマガKCスペシャル)

今日の5の2」以来1年ぶりの新刊なのですが、「あずまんが」系のゆるい面白さがあります。キャラも、お姉さま・バカ元気・ホシノルリという類型化され尽くされた王道でヒネリはありませんので、読んでいて水戸黄門を見ているような安心感があります。このジャンルを「やおい萌えマンガ」、略して「やおもえ」と名づけてみました。八尾一樹萌えではありません。評価C−
DEATH NOTE (4) (ジャンプ・コミックス)

DEATH NOTE (4) (ジャンプ・コミックス)

ミサがバカですねー。最高です。先の読めない展開で⑤巻もとても楽しみです。
ヒカルの碁」も秀作でしたが、吹っ飛んだ感があります。原作の大場つぐみって優秀です。
それにしても今年は漫画が不作でした。2004年の収穫は「デスノート」だけだったような気がします。評価A−
からだの本 (はじめての発見)

からだの本 (はじめての発見)

フイルムシートをめくっていくたびに、人体がどんどん解剖されていく愉快な本です。同様の本がポプラ社からもでてますが、こちらのほうがコンパクトなのがよいです。評価C
BSマンガ夜話―ニューウェーブセレクション

BSマンガ夜話―ニューウェーブセレクション

お寺に行こう!

お寺に行こう!

普段から、寺社めぐりとインチキなB級スポットが大好きな私にとっては、
直球ど真ん中なサイト「珍寺大道場」(http://www41.tok2.com/home/kanihei5/)の書籍化で、即購入。
面白さではやはりサイトには遠く及ばないものの、サイトを構成する要素が学術的に整理されていて、大変わかりやすかった。「なぜ面白いのか」を語れば語るほど面白くなくなるものですが、これは面白かった。巨大仏のルーツはさざえ堂にあり、ですよ。
これを読んだらもう、絶対に行かないではいられないスポットが山ほど紹介されている。
会津若松のさざえ堂には絶対に行かないと。あと広島の耕三寺。伊勢の朝熊山。埼玉の地蔵寺。田谷の洞窟。ああー、ちょと行きたいところをまとめないと…。評価B
三つの出会い―私の履歴書

三つの出会い―私の履歴書

紀伊国屋の松原閣下の本です。閣下が満鉄の社員だったとは知りませんでした。

「書店は農業である」
「本以外のものは売らない。本よりもうかっているものを売っている部門が必ずいばるようになる」

は名言です。うちの社長に聞かせてやりたいです。
それにしてもショックだったのは、閣下が出版業界改革論者だったということです。閣下は再販護持、委託廃止論者のようなのです。これほど業界の内外に影響力を持つ閣下をもってしても、今の出版業界を変えることができないということなのですね。
いやいや、本当に芯から腐っているのかもしれませんよ、この業界は…。

ここまでやるか名古屋人―イチゴスパから名古屋嬢、メーエキからモーニングまで

ここまでやるか名古屋人―イチゴスパから名古屋嬢、メーエキからモーニングまで

個人的にマイブームが名古屋なので買ってしまいました。こないだの「広告」の名古屋特集も面白かったのですが、これはそれをさらにパワーアップした内容。すっかり名古屋に詳しくなってしまいました。
先日取引先の名古屋支店の方に「世界の山ちゃん」に飲みに連れていってもらったときに聞いた話。そこは「幻の手羽先」が名物の居酒屋チェーンなのですが、名古屋の食文化にも名古屋人気質がよく表れているそうです。
名古屋の食といえば「味噌」と「鶏」が基本です。味噌かつ味噌煮込みうどんも手羽先も名古屋コーチンも、たしかに味噌と鶏だ。で、「味噌」は名古屋人の保守性を、「鶏」が名古屋人の「合理性」を象徴しているんだそうです。いや納得。
次に名古屋に行ったときは、すがきやのラーメンを食いに行こう。評価B
バカのための読書術 (ちくま新書)

バカのための読書術 (ちくま新書)

感想はid:chakichaki:20050201に記載しました。
新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド

新・それでも作家になりたい人のためのブックガイド

「超」怖い話Δ(デルタ) (竹書房文庫)

「超」怖い話Δ(デルタ) (竹書房文庫)

このシリーズと「新耳袋」はやめられない。いつからこんなに怪談が好きになってしまったのか。
今回の話の中では、「生熊」という話が非常に興味深い。
霧深い四国の山中で女性の二人組が遭難するのだが、そこで出会ったものの正体とは…っていうやつ。その怪異の正体もそうなんだけれども、そこに至る舞台設定の語りと、そもそもなぜ遭難したのか、というミステリ的な謎解きが見事。しかも人が死なない。これ今まで読んだ数多くの怪談の中でもベスト10に入るなぁ。
でも時々、あからさまにこれ創作だよねーというのがあるのは残念。携帯メールで写真が送られてくる話は嘘臭さ満点。でもそういう話の中でも、「四人目」という話は怖くてよかった。「みのがす」って…こえー!
百年の誤読

百年の誤読

読書録はid:chakichaki:20041210に記載しました。
神保町の虫―新東京古書店グラフィティ

神保町の虫―新東京古書店グラフィティ