今月の私は、ブックオフダンボール3箱も売りに行かねばならないほどの緊縮財政だったので、特装版を買うかどうか相当悩んだ挙句購入。通常版でよかったと後悔。ところで荒川弘衛藤ヒロユキのことを師匠と呼んでいるのですが、この二人は師弟関係なんでしょうか?評価B
ライトノベル完全読本 vol.3 (日経BPムック)

ライトノベル完全読本 vol.3 (日経BPムック)

類書と比較すると、相変わらず丁寧な仕事ぶりに好感が持てるこのシリーズの第3弾がボーイズラブ大分析、というあっと驚く特集。私のような門外漢にはJUNEも麗人もBE×BOYもどれも同じなのですが、初心者にもわかりやすくレーベルごとの違いを解説してくれます。あと何故BL好きが「BLはホモじゃありません!」と強調するのか、その心理的な葛藤をジェンダー論と絡めて論考されているのも◎。いい仕事してます。評価B
アイロニー? (文春文庫)

アイロニー? (文春文庫)

元ananのモデルで石丸元章の元妻でもある著者の書くファッションモデルの暴露話的エッセイ。モデルなのに代官山なんか大嫌いで、好きな街は錦糸町、プロレスマニアなんだけども心はオリーブ少女、という壊れっぷりは、ある意味西原理恵子的で痛いけれども読んでいてとても楽しい。それにしても普段このような本には手を出さない私がなぜこんな本を読んでいるかというと、私の正体を知っている人にはわかるかもしんない。評価B
新装版 坂の上の雲 (5) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (5) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)

新装版 坂の上の雲 (6) (文春文庫)

二百三高地の激戦と黒溝台の会戦、明石大佐の革命工作、バルチック艦隊の実態など。物語も終盤に差し掛かってきました。評価B+