雑貨 (あたらしい教科書 1)

雑貨 (あたらしい教科書 1)

本 (あたらしい教科書 2)

本 (あたらしい教科書 2)

今日はプチグラさんが新しく刊行を始めた「あたらしい教科書」シリーズについて。テーマのセレクションがプチグラさんらしく、1巻が雑貨についての教科書。2巻が本についての教科書ということで購入してみました。ざっと読んでみましたが、企画編集といった本の製作現場から流通現場までわかりやすく俯瞰されているので、出版業界に興味あるんですけど、というような学生さんにはいいかもしれません。もっとも書店員歴XX年のような方には物足りない内容ではありましょう。ここで取り上げられている書店のイメージが、都心部の書店に偏りすぎているってのもマイナスポイント。まあ永江朗さんだしプチグラさんなのでターゲットの限界はあるわけですが、そもそもよく考えてみたらそういう客層しか購入しないよね、という意味では別によいのか。
なお、シリーズの0巻であります「学び」は、このシリーズのガイド的な役割を担う本なのですが、回収がかかってしまい現在入手困難となっています。この画面でも表示されてないみたいですね。そういうのをこっそり入手できるのが書店員の特権と言えば特権なんですけど、なんで回収がかかったのかよくわかりません。教科書らしからぬ誤植が異常に多かったからでしょうか?