99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

99・9%は仮説 思いこみで判断しないための考え方 (光文社新書)

高校時代、物理で23点という激しい成績をとってあやうく留年するところであった文系人間の私にとっては、このレベルの話ですら結構難しいわけなのですが、科学史を学ばないといけない、という著者の主張には全面的に賛成です。科学は反証できるものである、という話はとても面白かったし、ニュートン力学量子力学というのは、次元が全然違う話であるってことも初めて知ったし、今月号のNewtonが300号記念で量子論をやっているのは、そもそも量子論ニュートンじゃないだろ!と思わず突っ込んでしまったし。この本のおかげで勉強になりました。評価B+