正月ボケもそろそろ終了で、明日からドライブかけて仕事仕事。
今日は書店での万引き対策の勉強会に参加しました。実際に万引きしてるやつのビデオ映像を見ながら「こういうやつが怪しい」とか「万引き犯の目つきや行動はみんな共通」みたいな実戦的な講習で、とても勉強になりました。店内にウロウロしている不審者をどうやって見つけることができるか、書店員でも異常に得意な人とまるで見つけられない人の2通りあるのですが、私は後者の方。こういう知識を持っている人と持っていない人では、大きく発見率に差が出てしまうのだとか。講師の方が「書店で大きな紙袋持って突っ立ってる人がいれば、それは万引き犯だと思って間違いないです」とおっしゃってたので驚きました。実際、日本では毎年15万件ぐらいの窃盗の被害届がでており、仮にその10倍の見つかっていない万引きが暗数としてあると少なく見積もったとしても150万件の万引きが発生していることになります。えー、これは日本の人口比で見ると、100人に1人が万引き犯であるということで、粗利率の低い書店業界にはまさに死活問題。そういえば、昔神戸三宮にあった大書店駸々堂は、万引きによるロスが激しすぎてつぶれ、会社自体も倒産したという話を思い出しました。