何と該当作無しとは。ただでさえ文芸書は売上前年比はげしく悪いのに、この結果にはがっかりだなぁ。

急成長する町 淘汰される町―全市町村の5年後10年後 (だいわ文庫)

急成長する町 淘汰される町―全市町村の5年後10年後 (だいわ文庫)

出張先で購入。格差社会の3つの側面(世代格差・収入格差・地域格差)のうち、地域格差を扱った本。内容としては、全国の全市町村を独自の指標を用いてランクづけをおこない、「急成長都市」「成長都市」「停滞都市」「衰退都市」「自然淘汰都市」に分類して解説してくれるという本です。と言っても基本的には人口の増減率が主要指標なので、人口が増えてるところは評価○で減ってたら×みたいな感じです。人口減少経済のこういう世の中ですから、地方が厳しいのはよくわかっていましたが、こうはっきりと指標化されるとたまりませんね。長崎市なんて、県庁所在地なのに「自然淘汰都市」(20年後には誰もいなくなっているでしょう)に分類されてる…。まじで??