心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)

心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)

心霊探偵八雲2  魂をつなぐもの (角川文庫)

心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)

このシリーズは、まったく読む気がなかったのですが、先日妙齢の美人奥様からこの本の問い合わせを受け、こういう人が読む本なのだからきっと面白いのだろう、という不純?な理由で読み始めましたが、読んでみると意外と面白いので驚きました。
どんな話かというと、こんな話です。
主人公の金田一は学生ながらに頭が切れる天才。普段は昼行灯な感じなのだが、ひょんなことからじっちゃん譲りの推理能力を生かして難事件を解決してしまったばっかりに、バカ刑事(剣持)にも頼られて、いつも事件に巻き込まれる日々。ヒロインの美雪は主人公のことが好きなくせに、主人公がスケベな性格のため、会ったらいつもケンカばかりで素直になれない自分。でもすぐ事件に巻き込まれる特異体質らしく、しょっちゅう犯人にやられそうになっては主人公に助けられる、みたいな話……………
あれ?すみません、間違えて「金田一少年の事件簿」の設定を書いてしまいました。大変失礼しました。
本当はこんな話です。
主人公の斉藤八雲は学生ながらに頭が切れる天才。普段は昼行灯な感じなのだが、ひょんなことから親譲りの霊能力を生かして難事件を解決してしまったばっかりに、バカ刑事(後藤)にも頼られて、いつも事件に巻き込まれる日々。ヒロインの晴香は主人公のことが好きなくせに、主人公がひねくれた性格をしているため、会ったらいつもケンカばかりで素直になれない自分。でもすぐ事件に巻き込まれる特異体質らしく、しょっちゅうやられそうになっては主人公に助けられる………みたいな話。ん?気のせいか?何かデジャヴュが。
まあ、マンガみたいな小説ですが、何も考えず肩がこらずに気軽に楽しめるという、病みつかれた現代人には大変オススメできる本となっております。私も金田一君は、途中で買うのやめたけど、この本はきっと買い続けると思いますしね。
福田首相、お手元にいかがでしょう?