最近読んだマンガを面白かった順に。

とろける鉄工所(1) (イブニングKC)

とろける鉄工所(1) (イブニングKC)

鉄工所を舞台にした鉄工所マンガです。主人公は溶接工で、著者自身の経験をもとに描かれた鉄工所のお仕事とその世界は、常人の想像の斜め上をいっており、非常に面白い作品です。これはもっと評価されるべき。特に主人公の先輩がなぜ片目になってしまったかを語るエピソードは、一生忘れられない(嫌な意味で)インパクトがありました。
欄外におまけでついているバカセレブ編集者の一言コラムがまたいい味を出していて、腹立たしくなること請け合いです。2巻にはバカセレブの一言がついてないので、3巻ではぜひ復活希望。
咲 Saki (5) (ヤングガンガンコミックス)

咲 Saki (5) (ヤングガンガンコミックス)

このマンガもあれよあれよとアニメ化されて人気作の仲間入り。2年前に紹介したときは、置いてる店のほうが少なかったのになぁ…。今回は現時点での最強キャラ天江衣の独壇場。必殺技が海底楼月というのは完全に予想外でした。次巻も楽しみ。
このマンガのキャラで脱衣麻雀作ったら、めっちゃ売れるだろうなぁ…。夏コミあたりで登場するんだろうか。
GIANT KILLING(10) (モーニング KC)

GIANT KILLING(10) (モーニング KC)

多分このマンガ、読まず嫌いしてる人が多いと思うんですが、絶対読んだほうがいいですよ。
ACONY(1) (アフタヌーンKC)

ACONY(1) (アフタヌーンKC)

第一話がアフタヌーンに掲載されたのが、なんと2003年の1月号のとき。単行本になるのに何年かかってるんでしょうか。そして2巻が発売されるのは一体何年後になりそうなんでしょうか?
ヒロインのアコニーのツンデレキャラぶりが最高なんですが、冬目先生、続きが早く読みたいです。
ももんち (ビッグコミックススペシャル)

ももんち (ビッグコミックススペシャル)

なんでこのマンガだけ絵のタッチが違うのかよくわかりませんが、スピリッツで連載していた割には内容が少女マンガの冬目作品。こっちはあまり好みじゃないなぁ。主人公のももがあまりかわいくない。お姉ちゃんがいいです。お兄ちゃんもいいね。お母さんとお父さんもいいのに、なぜこんなことに。
シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

シュトヘル1 (BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

伊藤悠先生は、残念な終わり方をした「皇国の守護者」以来の新作ですが、流石ですね。西夏文字という題材の渋さにしびれましたが、1巻はまだ前夜譚なので、これからどんどん面白くなっていきそうな雰囲気。期待できそうです。
時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

時間の歩き方 I (眠れぬ夜の奇妙な話コミックス)

ネムキコミックスに榎本ナリコという組み合わせ、朝日新聞で書評が載っていたので読んでみました。私の好きなタイムトラベルものであります。でもロジックばりばりという感じではなく、どちらかというと叙情的なストーリー展開。作者も先の展開を考えずに描いてるみたいなので、伏線とか少なそうですけど、追いかけてみようかと思います。
漂流ネットカフェ 1 (アクションコミックス)

漂流ネットカフェ 1 (アクションコミックス)

同じく朝日新聞書評で読んでみた一冊。ドラマ化もされてるみたいですが、早い話「漂流教室」そのもの。いまのところオリジナリティを感じません。
COPPELION(1) (ヤンマガKCスペシャル)

COPPELION(1) (ヤンマガKCスペシャル)

2036年原発事故で汚染され封鎖された死都東京。生存者救出のため陸上自衛隊の特殊部隊が送り込まれる、という壮大な設定。この設定で面白くないマンガを描こうとするほうが難しいと思うんですけど、残念ながら面白くない。多分キャラの問題だと思います。あと、ストーリー一話ごとの切れ目に、前回のラストページのコピーが収録されているのが、非常に気持ち悪いので、単行本収録時にはカットしてほしかったです。