クラウド時代とクール革命
- 作者: 角川歴彦,片方善治
- 出版社/メーカー: 角川書店(角川グループパブリッシング)
- 発売日: 2010/03/10
- メディア: 新書
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よく知られている事実(たとえばそれは、グーグルがすごい!とか日本のアニメがクール!とか、知ってるよそんなの!)が、ずーっと列記されていて、〜だから何々なのである、みたいな文が延々と続きます。その結論部分も、これまたどこかで聞いたことのあるような一般論的な内容で、角川さんご自身の意見というのは、あまり書かれていないんですよね。それが企業戦略上、意図的にそうしておられるのだろうということは容易に想像はできるんですが、「東雲プロジェクト」の意義とか書かれてもなあ、まあ分からないでもないんだけど、それ別に角川さんじゃなくてもいい話だし、もっと他に聞きたい話あったんだけど、と思ったのは私だけですか?
角川さんご自身は、DNPグループのことどのようにお考えなんでしょうか?
角川さんは出版業界はどのように最適化されるべきだとお考えでしょうか?
自社コンテンツの電子書籍化についてはどのような戦略で臨まれるご予定なんでしょうか?
とか、読みたかったなあ。きっと興味深い答えが返ってきたんだろう。オフレコでなら。