夕凪の街、売るぜ4桁作戦開始後1ヶ月。今日までで丁度200冊販売。おおっ、かなりのハイペース。これは夏までに4桁いけるかも?

別冊宝島「列島縦断 鉄道12000km 最長片道切符の旅」<DVD> (別冊宝島 (1083))

別冊宝島「列島縦断 鉄道12000km 最長片道切符の旅」 (別冊宝島 (1083))

鉄分が足らなくなってきたので補給してみました。昔宮脇俊三最長片道切符の旅を読んだのが思い起こされます。付録のDVDが結構いけます。BGMも何もないシンプルな作りながらNHKらしく金のかかった美しい映像と生音。評価B−
夜のピクニック

夜のピクニック

本屋大賞最有力候補と言われている本作ですが、私の苦手作家の恩田陸なのです。なぜか読めない。でもこれは読んでやる。
読了。熟練の技が光る構成のうまい話でした。うーん、やはり恩田陸は個人的にはしっくりこないです。ちょとリアル感がなまぬるいんです。リアルが書けてない、ということではなく、わざわざなまぬるいリアルを抜き出して書いてしまう方なんです。私的にはなんでそんななまぬるいリアルをわざわざ読まないといけないのか、などと思ってしまうわけですよ。小説のメッセージ云々以前に。私も中高六年間、毎年四十キロ走る行事があったので、余計にそれを感じてしまい、あまり楽しめませんでした。残念。評価C
黄金旅風

黄金旅風

同じく本屋大賞候補作。幻の直木賞(本人が辞退)という話もすごいのですが、読んだ方たちの絶賛ぶりがこれまたすごく、傑作の予感です。みなもと太郎の「風雲児たち」が大好きなだけに期待値高し。積読中。
フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)

フリッカー式 鏡公彦にうってつけの殺人 (講談社ノベルス)

西尾維新の隣に積んであって大塚英志絶賛とありました。1980年生まれとありますから、この世代の有力作家のお一人なのでしょう。読んだことないのでまずはメフィスト賞である本作から。でもまぁメフィスト賞なのであまり期待してません。(ってあれ?)
読了。あー、やっぱりメフィスト賞…という感じ。こんなものを絶賛しているようでは大塚英志も文芸評論家としてはダメですね。何がよくて何がだめなのかがわかっていないというのは、今後評論をやるうえで致命的でしょう。この話は、多分私が小説を書くとこんな感じになるということで自虐的に最悪でした。自分を客観的に見ると最悪だな、と改めて感じ入った次第。評価D
「超」怖い話E(イプシロン) (竹書房文庫)

「超」怖い話E(イプシロン) (竹書房文庫)

怪談ジャンキーの私にとっては平山夢明はやめられません。
読了。今回は恐怖度は低いですが、「拍手を打つ」「骨董品には御守をいれて小一時間待つ」という実戦ワザが紹介されているので面白かったです、あと逆切れして幽霊を殴るおじさんの話がでてくるのですが、殴れるのですね。評価C+
鉱石倶楽部 (文春文庫)

鉱石倶楽部 (文春文庫)

長野まゆみの言語感覚のトリップぶりが結構好きで、小説よりもこういうのを買ってしまいます。そういえば「少年アリス」以外は小説読んでないかもしれない。積読中。
泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

泳ぐのに、安全でも適切でもありません (集英社文庫)

単行本のときは売りまくった本ですが、読んでなかったので文庫で購入。この方も苦手ですが短編なら読めると踏んでみた。積読中。
図解 今さら読むのはバカバカしい?ベストセラー50冊 (目からウロコのさんぶん図解)

図解 今さら読むのはバカバカしい?ベストセラー50冊 (目からウロコのさんぶん図解)

結構がんばって読んでも年間250冊程度しか読めないことを考えると、別に読みたくないんだけど書店員的に読んどかなきゃまずい本というのは、バシバシこういう本を利用すべきなのかな?と思って購入。この本はどのタイトルも一枚の絵で「図解」されてるのが面白い。めちゃくちゃわかりやすいぞコレ。でも20冊はすでに読んでいたことに今気がついた。お得感40%減。積読中。
パズルの宣教師―ニコリ「パズル病棟日誌」総集編

パズルの宣教師―ニコリ「パズル病棟日誌」総集編

まだ暇だった学生時代はニコリでスケコンなんかやってた元ニコリストの私です。今じゃ考えられないぐらい贅沢かつ無駄に時間を浪費してました。そのニコリの芦ヶ原先生の連載の総集編がこれ。先生のパズルはどれもが理系チック(物理の先生だからね)で、完全文系の私にはどれ一つとして解ける問題はないのですが、こういうのを考え出すことのできる人がいるということが本当に勉強になった雑誌でした。パズル作成者は解く人のことも考えて問題をつくる、つまり回答者への愛がなくてはよいパズルにはならない。ニコリはその愛があふれている雑誌だと思います。やる時間はないんだけどね。積読中。
少女たちの日々へ〈1〉

少女たちの日々へ〈1〉

小学生ぐらいの少女たちの写真集。このご時世にこんな危ない本を出しますか…。しかも続刊予定ありですか。
ABC戦争―plus 2 stories (新潮文庫)

ABC戦争―plus 2 stories (新潮文庫)

阿部和重読んだことないんだけどどれ読んだらいい?ってバイトに聞いたらこれを薦められました。積読中。