マンガ読書

機動旅団八福神 6巻 (BEAM COMIX)

機動旅団八福神 6巻 (BEAM COMIX)

ただ捕まっただけではなかった半井。そして一人で戦争そのものに挑む名取。それにしても名取のような一兵卒の作戦が採用されるなんてよほどの緊迫した場面でないとあり得ないと思いますが、そこはマンガですから。評価B東がドラマ部に戻されるという激変の4巻。ついに「国民の手品師」のフィルムがテレキネシスに届いてしまったので、次の巻でこのマンガ終わっちゃいそうなんですが、惜しい…。こんなに面白いのに。しかし、この?巻はメインストーリーが面白すぎて、本来メインであるはずの映画ウンチク紹介がほとんど記憶に残らない。?巻が楽しみ。評価B+
バガボンド(26)(モーニングKC)

バガボンド(26)(モーニングKC)

井上雄彦先生が、連載を始めて9年目にして初めて書くことのできた台詞があったが、どれかは内緒、とあとがきで書いてました。多分「#226吉岡の懐」で植田を斬る一ページ前の「有難う」という台詞なんだろうな、と思いました。この26巻は有名な吉岡一門との戦いが、ずっと続きます。すごい画力だ。評価A−
ジパング(30) (モーニング KC)

ジパング(30) (モーニング KC)

本当に先が読めません。緊迫したストーリー展開のなか、私の興味は大和に搭載された原爆をいつ爆発させるのか?という一点に尽きるのですが、かわぐちかいじ先生は核をここで本当に使ってしまうのでしょうか?「沈黙の艦隊」では1巻の最初から脅威として描かれていながら、ついに最後まで使用されなかった核弾頭。たとえ架空の物語であっても、核を使わないこと、それこそが被爆国日本の誇りであり、日本人の描くマンガなのだと言わんばかりでした。「ジパング」にも同じメッセージを感じる私です。評価B+中だるみ感のあったこのシリーズですが、この5巻は面白かったですね。やってることは同じでも、手を変え品を変え、笑わせてくれます。立川のミレガス様の話は傑作。FIGHT59に出てくる天体戦士サンレッドのテーマの唄は誰か、本当に歌ってくれないかなぁ。評価B
今日からヒットマン 1巻(ニチブンコミックス)

今日からヒットマン 1巻(ニチブンコミックス)

ひそかに消化率70%以上と売れている漫画ゴラク連載の隠れヒット作。もうすぐ6巻が出ます。平凡なサラリーマンがひょんなことから凄腕の殺し屋に成り替わることになってしまい、昼は冴えない営業マンで外回り、夜はニセの凄腕殺し屋になって危ない橋をわたる二重生活を送る羽目に、というどこかで聞いたことのあるような設定なのですが、これが結構面白いです。次々と現れる個性豊かな刺客たちに苦戦し、窮地に陥ったときに、機転を利かして表社会の営業マントークで乗り切ったり、奥さんや会社の同僚に殺し屋であることがばれそうになってハラハラしたり、エロすぎないエロを絶妙に混ぜてきたり、とこれは肩がこらないマンガでお買い得です。ウィードを平積みするなら、こっちを積みましょう。評価B
まんが極道 (BEAM COMIX)

まんが極道 (BEAM COMIX)

唐沢なをきっぽさ全開のマンガです。好き嫌い分かれるでしょうが、私はどっちかでいうと嫌いです。じゃあ買うなよ。評価C+
アカギ―闇に降り立った天才 (20) (近代麻雀コミックス)

アカギ―闇に降り立った天才 (20) (近代麻雀コミックス)

ここからどうやってアカギは逆転するのだろうテーマは腎臓移植。腎臓移植の必要な患者は日本で26万人いる。しかし移植手術は年間1000件しかおこなわれない。透析病院が患者に腎臓移植があるという道をおしえないからだ。なぜか?一番の理由が金。透析患者が一人いるだけで、一年間に透析病院には500万円以上のお金が入る。患者が死なない限り毎年500万の金が入るというのに、移植することで治ってしまったら、透析病院は大事な客が一人減ってしまうことになる。そんな損する話を病院が患者にすると思うかい?なるほど。評価B
風雲児たち 幕末編 11 (SPコミックス)

風雲児たち 幕末編 11 (SPコミックス)

竜馬が江戸に行く話。田辺藩の竹竿砲台の話。篤姫の話。アロー戦争、太平天国の乱の話。田辺藩の竹竿砲台を村田蔵六がプロデュースした話は面白かったが、他は全体的にはいまいち。評価B