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いつも楽しく読ませていただいているhttp://d.hatena.ne.jp/mmmichy/20051012であの「六枚のとんかつ」に続編が出ていることを知り、めちゃくちゃ迷った挙句に購入。普段私は本には金を惜しまない人なのですが、これだけはなぁ（笑）

六とん〈2〉 (講談社ノベルス)

それにしても、まぁひどい（笑）何といいますか、ダンディ坂野の芸を見ているような感じなのですよ。笑えないところが笑える、みたいな。うまく言えませんけど。まぁ、少なくとも前作よりもパワーダウンしているのは間違いないです。でもいいです。こうなることはあらかじめ予想してましたから。続編はもういいです。評価Ｄ

大人の社会科見学

大人の塗り絵と大人の社会科見学が、静かなブームらしいですね。大田垣晴子の体験ルポとちょと似てはいるんですが、見学内容が粒ぞろいでなかなか楽しい本でした。おすすめ。地吹雪体験ツアーとか天皇誕生日に皇居に万歳しに行こうとか陸上自衛隊でヘリに乗ろうとか裁判を傍聴しよう、とかファッションショーを見に行こうとか、行こうと思えば行けるのでしょうが、普通は行かないでしょ、というところで体験できる思わぬ感動やドラマがとてもとても新鮮な本です。自分もものすごく行きたくなります。読んだからには絶対に４月の一週目はかなまら祭（http://tomuraya.co.jp/wakamiya-10.htm）に行きます。これめちゃくちゃ楽しそうなんですけど。
面白かったので第二弾も希望。イチカワ氏、続編ももう１冊作ってください。評価Ｂ＋

20世紀少年―本格科学冒険漫画 (20) (ビッグコミックス)

世界の終わりに向けてかなり盛り上がってきました。敷島教授が久々に登場なのですが、この人の顔どこかで見たことあるのに思い出せない。誰でしたっけこのモデル。評価Ｂ＋

作家の読書道

３０人の作家さんたちに読書体験について聞くＷＥＢ本の雑誌のインタビュー集を書籍化したものです。どの書店によくいかれますか？みたいな質問もときどきあるので購入してしまいました。これを読んで改めて思ったことは、「コインロッカーベイビーズ」ってものすごい影響力だな、と。あとジョン・アーヴィングと島田荘司。岩井志麻子がコンビニしか寄らない、という話は「らしいな」と素直に感心しました。イメージ操作なんでしょうが。評価Ｃ