喜久屋書店あべの店

chakichaki2004-11-17

売場   ★★★☆    商品在庫 ★★★★☆

商品提案 ★★★☆    独創性  ★★★★

システム ★       総合評価 ★★★☆

この店には、びびりました。実はこの店は現地に行くまで存在を知らなかったんです。ビルの外見はしょぼそうだし、ダメっぽいなぁ、でも一応行っとくか、みたいなノリだったんです。
ところが行ってびっくり衝撃の広さ。1フロアでこんなにでかい店を見たことがありません。しかも北海道じゃないんです。大阪が誇るターミナル、天王寺ですよ天王寺コーチャンフォーとは、広さの偉さが違うのです!(意味不明な基準ですけど)
えー、全部あわせたら800坪ぐらいあるんじゃないでしょうか。何せビル3棟分またがってますからね。何という本屋でしょう。探検しがいがあります。
まず入口のビルは、カフェ併設の巨大な雑誌・書籍売場です。ジュンク堂の兄弟書店だけあって、ずらっと本棚が並ぶ感じがジュンク堂と似ています。人文書のエリアがやたら広いのが特徴。ここだけでもめちゃくちゃ広いのですが、驚くべきことに売場には在庫検索機がありません。どうやって探せというのでしょう。
2つ目のビルに入りましょう。ここは喜久屋書店自慢の児童書売場です。知育玩具だけで売場が独立しています。児童書売場では全国トップクラスの実力なのではないでしょうか。社長さんによると、売場に置いてある椅子ひとつにもこだわりとノウハウが詰まっているそうです。ブックフェアでゆってました。
渡り廊下を渡って3つ目のビルまでやってきました。なんとここには「MOE」の絵本専門店があります。これはすごい。児童書の中でも大人向けやギフト向けの絵本は独立してるわけですよ。しかも白泉社全面協力。ここも非常に素敵な店です。赤字っぽいけど。
さらにまだ奥がありました。漫画館です。前は表通りであるあべの筋に面していたのですが昨年ヴィレッジの跡地に引っ越してきました。売上的には「引越しは失敗だった」としか言いようがないものになっているようですが、立地の問題以前に売場自体に漂う負のオーラを何とかしてほしいものです。照明ぐらいは明るくしとけよと思ってしまうのですが、売場が暗く感じられるのは照明のせいだけじゃないのかもしれません。何かがやばいものでも棲んでいるのでしょうか。

結論、児童書が素晴らしいお店です。でも他がなぁ・・・。70点。