2008-01-01から1年間の記事一覧

[rakuten:book:13032380:detail] 古本好きのイラストレーターである著者が、全国各地の古本屋さんを巡り歩いては、その店内の様子を妹尾河童風の俯瞰図で残していくという、「諸君!」に連載されていたエッセイの単行本化。 とにかくその古書店だったり古本…

浅田家作者: 浅田政志出版社/メーカー: 赤々舎発売日: 2019/02/28メディア: ペーパーバック購入: 1人 クリック: 41回この商品を含むブログ (59件) を見る私の古い友人に、写真研究家をやっている小林美香さんという人がいる。浅田政志さんという写真家の存在…

心霊探偵八雲1 赤い瞳は知っている (角川文庫)作者: 神永学,鈴木康士出版社/メーカー: 角川書店発売日: 2008/03/25メディア: 文庫購入: 3人 クリック: 45回この商品を含むブログ (77件) を見る心霊探偵八雲2 魂をつなぐもの (角川文庫)作者: 神永学,鈴木康士…

篦棒な人々ー戦後サブカルチャー偉人伝 (河出文庫 た 24-1)作者: 竹熊健太郎出版社/メーカー: 河出書房新社発売日: 2007/12/04メディア: 文庫購入: 22人 クリック: 689回この商品を含むブログ (80件) を見るあのモリミー先生が、これは面白いと絶賛されてい…

天顕祭 (New COMICS)作者: 白井弓子出版社/メーカー: サンクチュアリ出版発売日: 2008/07/26メディア: 単行本購入: 12人 クリック: 115回この商品を含むブログ (92件) を見る文化庁メディ芸術祭で奨励賞をとった作品。プロの作品ではなく、同人誌だったこと…

ものすごく久々にコミックのレビュー。夜桜四重奏~ヨザクラカルテット~(5) (シリウスKC)作者: ヤスダスズヒト出版社/メーカー: 講談社発売日: 2008/08/22メディア: コミック購入: 2人 クリック: 34回この商品を含むブログ (51件) を見る10月からアニメ化とい…

[rakuten:book:13031715:detail] エルマガ読んでると、まるで関西がオシャレな街なんじゃないかと思ってしまう(本当は違うよ)ぐらい、いつも編集が素晴らしい。なぜこれと同じクオリティのタウン誌が東京にないのだろうといつも思う。鉄道特集だった先月も…

明林堂民事再生

http://www.shinbunka.co.jp/news2008/08/080826-01.htm 79店舗もある書店チェーンが民事再生…。 書店業界、今年最大のバッドニュースになる、と思いたい。まだ夏だけど。 こないだの水嶋と言い、こんなのばっかりだ。

洋販の倒産

YOHANに対する銀行の融資がストップ、7月末で破産予定という情報を入手したのは、わずか2日前だった。なすすべがなかった。 賀川氏が去り、ランダムウォークが次々と閉店し、倉庫が移転縮小し、スタッフがどんどん辞め、という状況だったので、ああつい…

崖の上のポニョ

見終わった感想ですが、 「何だ?これは・・・??」 うーん、なんとも不思議な映画で、変としか言いようがありません。宮崎アニメの中でも超がつく異色作となるでしょうが、凡作駄作ではありません。なぜなら、観ていて面白いからです。いろんな意味で期待…

ケータイ小説がウケる理由 (マイコミ新書)作者: 吉田悟美一出版社/メーカー: 毎日コミュニケーションズ発売日: 2008/02/20メディア: 新書購入: 3人 クリック: 23回この商品を含むブログ (21件) を見るケータイ小説のリアル (中公新書ラクレ)作者: 杉浦由美子…

商品名: ブックオフが出版業界から嫌われるホントの理由価格: ¥700ショップ: 出版評論社@Web今日は三省堂の神保町本店で販売されていた同人誌をご紹介します。こういう出版業界に対する評論を、業界の外部でやっている人たちがいて、コミケとかで評論集…

赤めだか作者: 立川談春出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2008/04/11メディア: ハードカバー購入: 30人 クリック: 195回この商品を含むブログ (295件) を見る天才と称される立川談志師匠に入門し、落語家人生を歩んでいく談春さんの自伝的青春記。何から何ま…

三省堂書店テルミナ店

自費出版の写真集「僕のパノラマカー」を売りまくったことで一躍有名になりました名古屋駅の地下2階にあります三省堂書店テルミナ店に行ってまいりました。名古屋駅の地下街は全国でも五指に入る複雑なダンジョン構造になっており、方向音痴ではない私でも店…

西の魔女が死んだ

残念ながら名画とはいえないかも知れないけれども、じんわりくる作品。 「魂は成長するのが本能なのです。草や木が太陽に向かって伸びていくように、魂は成長したがっているの」 物語中盤の一番いいところでおばあちゃんが語るこのセリフが一番印象に残りま…

スーベニアフロムトーキョー

久々に帰ってまいりました勝手に本屋ミシュランは、乃木坂にあります「スーベニアフロムトーキョー」から参りましょう。 このお店は、昨年新しくOPENした国立新美術館のミュージーアムショップです。ただのミュージーアムショップと思ったら大間違い。イ…

センネン画報作者: 今日マチ子出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2008/05/15メディア: 単行本購入: 33人 クリック: 1,530回この商品を含むブログ (129件) を見る100%間違った解釈の仕方であると十分わかっておりますが、一万人に一人ぐらいは共感していただ…

女子の古本屋作者: 岡崎武志出版社/メーカー: 筑摩書房発売日: 2008/03メディア: 単行本購入: 6人 クリック: 94回この商品を含むブログ (54件) を見る女性が経営する個性的な古本屋さんを岡崎武志氏が取材してまとめたもの。 とりあげられている店は、古書日…

幸福な食卓 (講談社文庫)作者: 瀬尾まいこ出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/15メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 48回この商品を含むブログ (128件) を見る瀬尾まいこさんをいまさら初読了。読んだ感想は、まあまあ読み応えのある普通の小説という感…

サイゾー 2008年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: サイゾー発売日: 2008/06/18メディア: 雑誌 クリック: 16回この商品を含むブログ (9件) を見るサイゾー7月号の第3特集は、創価学会系の雑誌を紹介している特集でした。 前々から私は不思議だったんです。何…

日本でいちばん大切にしたい会社作者: 坂本光司出版社/メーカー: あさ出版発売日: 2008/03/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 33人 クリック: 509回この商品を含むブログ (125件) を見るあさ出版の営業の方に、この本が今よく売れていますよ。泣ける…

アオイホノオ 1 (ヤングサンデーコミックス)作者: 島本和彦出版社/メーカー: 小学館発売日: 2008/02/05メディア: コミック購入: 26人 クリック: 298回この商品を含むブログ (241件) を見るヤングサンデーが休刊するという話を聞いて、ふーん、そっかーとか思…

KING (キング) 2006年 10月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/13メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 33回この商品を含むブログ (11件) を見るhttp://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20080614-OYT1T00091.htm あまりのダメ雑誌ぶり…

のぼうの城作者: 和田竜出版社/メーカー: 小学館発売日: 2007/11/28メディア: 単行本購入: 14人 クリック: 186回この商品を含むブログ (371件) を見るあちこちで絶賛されているのでいまさらという気もしますが、個人的にはこの本こそ次の直木賞、と思ってし…

アートを楽しむ京都地図本 (えるまがMOOK)作者: 京阪神エルマガジン社出版社/メーカー: 京阪神Lマガジン発売日: 2008/04メディア: ムック購入: 3人 クリック: 63回この商品を含むブログ (27件) を見る現代と古代が絶妙に融合する街、古都京都の魅力の一つに…

花まんま (文春文庫)作者: 朱川湊人出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2008/04/10メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 32回この商品を含むブログ (48件) を見る昭和三十年から四十年代の大阪の下町を舞台に描くノスタルジックな怪奇譚。直木賞受賞作です。 全…

インディジョーンズを観にいく

待ちに待ったインディジョーンズの最新作ということで先行上映を観に行ってきました。なんと19年ぶりの新作ということですが、ええっ?そんなにたつの?ハリソン・フォードも65歳ですが、二作目から律儀に映画館に足を運んでいる私もそれなりに年をとったと…

首無の如き祟るもの (ミステリー・リーグ)作者: 三津田信三出版社/メーカー: 原書房発売日: 2007/04メディア: 単行本購入: 9人 クリック: 108回この商品を含むブログ (139件) を見る2008-05-14 - 政宗九の視点で今年のインターネットで選ぶ本格ミステリ大賞…

十津川警部 アキバ戦争 (トクマ・ノベルズ)作者: 西村京太郎出版社/メーカー: 徳間書店発売日: 2008/05/16メディア: 新書 クリック: 51回この商品を含むブログ (33件) を見る大御所、西村京太郎先生の437作品目の舞台は、何と秋葉原!ということで十年ぶりぐ…

http://blog.mayutan.com/archives/51397618.html やはりタダ者ではなかった、まゆたん。ブログ史上に残るであろう名文。